忍者ブログ

買って見たモノ、興味のあることを中心にご紹介

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

BAMBOO BLADE 13

BAMBOO BLADE 13
(C)2010 土塚 理弘, 五十嵐 あぐり/スクウェア・エニックス


 入手が遅れて、やっと読むことができたのですが、この巻は、ハッキリ言って正直言って、スゴイの一言
 傑作という表現が、決して大げさではないと思います。

 少し前の巻までは、少々ギャグ方向に走りっていて、正直、軽くなってきたなーと思ってました。いや、思い込んでました。

 ところがこの巻、剣道のスピード感、圧力、迫力、その場に吹き荒れている風のようなものまでが感ぜられるほどの、圧倒的な仕上がり。
 最初はパラパラっと冒頭だけチラ見するつもりだったのに、一気に巻末まで読み切ってしまいました。

 読後には、あたかも自分が大迫力の剣道の試合を目の当たりにして来たかのような、そんな錯覚さえ覚えそうなほど勢いでした。

 この巻は、バンブーブレードを知らない人にも読んで欲しい。そう思います。いやービックリした。

PR

彼と彼女の(オタク)2 1

彼と彼女の(オタク)2 1
(C)2010 村山渉/幻冬舎
 やっぱり恋(も)したい。そんなオタクな僕らへの純愛恋愛応援歌!(オビの説明書きより)

 オムニバス形式で、大きく3つのストーリーが掲載されています。
 
 大筋のストーリーはオーソドックスと言えばオーソドックス。
 とはいえ、細かいところでは意外な展開も多く、楽しめます。

 絵柄は表紙のとおりカワイイ目だし、安心して楽しめる作品だと思います。

・瀬野景太郎の場合
 対人恐怖症の男子とデザイン会社に勤めるオシャレ女子、ともに(程度の差はあれども)アニメ好きな二人を巡るお話しです(まぁ、若干、男子側の独り相撲が目立ちますけどね)。

 表紙に描かれている二人が登場人物ですね。
 ふんわり系女子がなかなかカワイイ感じ。

・塩谷一雄の場合
 熱帯魚マニアの男子と、その男子行きつけの店にいつもいる女子のお話し。
 つかみどころがない女子と、それに振り回されている男子、という構図がストーリーの中心ですね。

 常にアンニュイ表情を帯びた女子が、少々不思議な雰囲気をまとった美人さんという感じ。
 最後の方で笑ってる顔なんかはカワイイですけどね。 

 まぁ、一番カワイイのはそのお店で働いているメイドの格好した女の子かなぁと思います。

・菱村凛子の場合
 このお話しだけ、女子視点で描かれています。
 田舎から出てきたお兄ちゃんラブな女子。

 でも、その相手の男子は、女子のイメージを崩壊させるくらいの劣化っぷり。しかもメイドさんラブ。
 ちなみに、このメイドさんは熱帯魚のお話しで登場した女の子と同一人物。・・・というかその店がお話しの舞台にもなっています。

 田舎っ子の女子も十分カワイイですが、策を巡らせるメイドさんがなかなかに魅力的ですね。


高杉さん家のおべんとう1

高杉さん家のおべんとう1
(C)2010 柳原望/メディアファクトリー
 冷めているから あたたかいんだ 30男と12歳少女を結ぶ絆を描くハートフルコメディ(オビの説明書きより)

最近読んでました。

ひょんなことから、12歳の少女の保護者となった、研究をしながらも就職がままならない30男が、「おべんとう」を軸に少女との絆を育んでいく感じのお話しです。

物語はまだまだ序盤といったところですが、表紙にも登場しているメインキャラの久留里がとてもカワイイ。

個人的には「もーん」とか「はもーん」とか「はむー」とか(言葉に出しているわけではないですが)そういう表情がなかなかお気に入りです。

あとは、主人公である温巳が携わる「地理学」。あまり知られていない(少なくとも私はよく知らない)世界の話しだけに、こちらも興味があります。

トランジスターティーセット~電気街路図~(01)

トランジスターティーセット~電気街路図~(01)
(C)2009 里 好/芳文社
 「不思議な街、アキハバラ。すごく身近で、だけど知らないこの街。」(オビの説明書きより)

 秋葉原を題材としたマンガなどの作品は、ここ数年でとても多く出ていると思います。
 ですが、今までの作品とは一線を画した感がある作品ですね。

 主人公は祖父から受け継いだ電子部品店を営む女子高生。(あれ?女子高生で良いんだよね?)

 その主人公を慕う小学生女子やら、久しぶりに秋葉原に帰ってきた幼なじみの女の子(しかもメイド喫茶経営)、商店街の怪しげな面々を中心にドタバタが繰り広げられます。

 基本、ライトな感じのコメディーですし、ところどころ百合要素ありの、軽いお色気なんかも登場するんですが、「PICマイコン」とか「グリスの香り」とか、そっちの筋の人には、思わず反応してしまいそうな単語が随所に散りばめられています。

 そんな感じで、コメディーなのかギャグなのかといったストーリーが展開してると思いきや、万世橋を舞台とした、戦時中の少し切ないお話しがあったりと、なかなか読ませる作品ですね。

 メイド喫茶や、制服で出歩くと撮影会が自然発生など、イマドキの秋葉原を描いているシーンもありますが、万世橋駅や交通博物館のエピソードなど、秋葉原の表面的な部分だけにとらわれていない所が好感を持てます。

 ちなみに、作中に登場するオヤッサン、近藤さんの青春時代の置き土産、雪子さん(故人、だけど、黒髪ロングに黒セーラー服が素敵)がお気に入りです。
 

森田さんは無口 1

 森田さんは無口 1

(C)2008 佐野 妙/竹書房


 思春期男子の密かな憧れ(多分っ)、無口女子高生が主人公の4コママンガです。
 というわけで、たまには毛色の違う作品をご紹介。

 タイトル通り、無口でかわいらしい女子高生が繰り広げる(というほどドラマチックな展開は皆無ですが)日常のほのぼのコメディ。

 表紙のイラストでご覧いただけるとおり、目がうつろになってますが・・・、作者の佐野先生(および作中のキャラクターの山本さん)曰く「冷凍イカの目」だそうで。

 よく「目は口ほどにものを言う」という言葉がありますが、口が無口だと、目も無口(?)になるということでしょうかね。まぁ、それでもカワイイんですけどね。

 オビに「人より優しすぎて、考えすぎて無口になってしまう森田さんの毎日は・・・!?」と書かれていますが、誰にでも、相手を気遣った結果や、少し考え込んでしまった結果、言葉を言いよどんでしまうことってあると思います。

 そういった、誰にでも多少は経験がある部分を、周囲の楽しいキャラ達とともに描いている作品です。

 ちなみに、日頃からしょーもない痴話喧嘩とラブラブを繰り返している、森田さんの両親のやりとりが、結構スキですね。

ARIA 2007 卓上カレンダー

ARIA 2007 卓上カレンダー

天野こずえ、マッグガーデン(2006年)


~ARIAの2007年版卓上カレンダー~

 ARIAの2007年版卓上カレンダーです。
 サイズは概ねB6サイズ。ハードカバーの本のような装丁です。
 表紙はサムネイルと同じイラストで灯里、藍華、アリス。裏表紙は3匹の社長たちです。
 見開き左側ページがイラスト、右側ページがカレンダーになっており、見開きは1ヶ月単位になっています。
 イラストとしては1~12月の各月と、年間カレンダー併せて13点となっています。(年間カレンダーの見開きのみ、イラストとカレンダーが左右逆です。)

 イラストはほとんどがデフォルメ調のものを収録。
 本立ても付属していますので、ページを開いた状態で卓上に飾ることができます。
 1ヶ月ごとに楽しむも良し、お気に入りのイラストのページを固定しておくも良し、机の上を華やかにしてみてはいかがでしょうか。


○どんなイラスト?
 実際にご覧いただくのが一番ですが、雰囲気だけでもお伝えしようと思います。

・年間カレンダー
 先輩組、後輩組の6人全員が集合したデフォルメキャラのイラスト。
(ゴンドラが描かれていないこと意外は、7月のイラストと同じ)

・1月
 1月のみ唯一デフォルメされたイラストではありません。
 モノトーン調でカッコ良さげな先輩組+後輩組+社長組の6人+3匹が描かれています。

・2月
 頭身が高めにデフォルメされ、でっかいハートを抱えたアリシアさん。
 かなり可愛いめに描かれています。

・3月~5月
 アリシア&灯里、晃&藍華、アテナ&アリスの順で登場します。
 先輩組は通常頭身で多少デフォルメ、後輩組はいつものデフォルメで描かれています。
 アリシアに向かって飛びつこうとしている灯里、晃につままれる藍華、アテナの手のひらに載せられているアリス。
 それぞれの関係がさりげなく加味されているイラストです。

・6月
 3匹の社長たちです。
 3匹ともデフォルメされた効果で、ほぼまん丸です
 このイラストは裏表紙にも採用されています。

・7月
 一艇の黒ゴンドラに乗っている先輩組&後輩組の6人。
 いつものデフォルメキャラが描かれています。
 なお、ゴンドラを取り払ったイラストが、年間カレンダーの方に採用されています。

・8月
 円形の中にデフォルメされた先輩&後輩&社長の6人+3匹の顔がそれぞれ描かれています。

・9月
 少々頭身高めにデフォルメされた、藍華&アリスです。

・10月~11月
 10月は後輩組+アリア社長が、11月は先輩組+ヒメ社長+まぁ社長が、デフォルメ&コラージュっぽいイラストで描かれています。

・12月
 表紙にも描かれている、灯里・藍華・アリスが手を繋いで円になっているイラストです。
 ちょっと苦笑気味にウィンクしている藍華がお気に入りです・・・。

○全体的な感想
 基本的にデフォルメキャラ中心なので、もうすこし通常イラストがあっても良かったかなぁとは思います。
 でも、多くが初めて見るイラストだったので満足。

 イラストの内容と、イラストが収録されている月(季節)との関係はあまり無いようですね。
 アクアは1年が24ヶ月なので、そもそも地球の暦、アクアの暦、どちらで考えるかという問題はあるのですが。
 7月のイラストは冬服、12月のイラストは夏服、など、特に季節とのマッチングは考えてないような感じです。
 来年以降は、季節とマッチさせたイラストを載せてみるのも、面白いのではないでしょうか・・・。

 頭身高め(3~4頭身くらい?)のイラストは可愛くて○。
 アリシアさんの愛らしさはちょっと反則かも。
 ただ同様のデフォルトは、アリシア・藍華・アリスの3人だけだったので、ぜひ灯里のイラストも見てみたかったですね。

 装丁がハードカバー本のようになっているのもgood。
 耐久性があるので持ち歩くこともできますね。・・・実際に持ち歩くかどうかはおいといて。

 全体的に可愛らしいカレンダーだし、卓上だし、閉じてしまっておくこともできるので、相手がARIAファンであれば贈り物にも良いかもしれません。(壁掛けカレンダーだと場所をとりますしね。)

 カレンダーという性質上、数と期間が限られていると思いますので、欲しい方は早めに入手された方がいいですよー。
(ちなみに私は過去のカレンダーは入手しそびれました・・・。)

ARIA(1)<英語版・ペーパーバック>

ARIA 1<英語版>

advfilms(2004年)


~ARIAの英語版第1巻~

 ARIAの英語版第1巻です。
 収録内容は、日本語版原作(マッグガーデン版)と同一となっています。
 吹き出し内のセリフ、書き込まれている効果音などが英語に翻訳されています。


収録内容(日本語原作と同じ収録内容です)
Navigation01:Neo-Venezia
Navigation02:Drydocking
Navigation03:The Bridge of Sighs
Navigation04:Sun Shower
Navigation05:The Vogare Longa


○読めますか?
 まずは翻訳内容について。
 ・・・ですが、私は英語が堪能な方では無いので(要は苦手)なので、果たして翻訳内容が原作のニュアンスを正しく伝えているかはよく分かりません。
 ただ、原作を読んでいれば、英文をなぞることで、なんとなく読み解いていくことは可能です。

 もちろん、「あのセリフは英語だとこういう表現になるんだ!」という発見もあり、それが面白くもあります。
 また、天野こずえ先生の巻末コメント漫画「ものぐさ倶楽部」も英語版が収録されています。

○装丁
 原作版と大きく異なるのが、この装丁です。
 amazonなどでも”ペーパーバック”と表記されているとおり、コンビニなどで見かける少し安めの単行本。あのようなイメージです。
 表紙カバーがなく(コーティングはされているようですが)、当然カバー折返しに描かれているイラストおよび天野こずえ先生のコメントもありません。
 また、これは大きいと思うのですが、表紙カバーを外した単行本本体の表紙および裏表紙に描かれている4コマとSDキャラ&プロフィールも掲載されていません。
 また、本体に使われている紙も漫画雑誌に使われるような非常に安っぽいザラザラしたものなので、質は良くありません。(スクリーントーンが潰れている箇所も散見されます。)

○英語版だけにあるもの
 逆に英語版だけに収録されているのが、英語版の用語解説(TRANSLATOR'S NOTES)、ARIA第2巻の広告、NewTypeやToHeartアンソロジー本の英語版の広告です。
 また、裏表紙は日本語原作と同じイラストの脇に、あらすじ(多分)が英語で書かれています。

↓参考までにサンプルページを引用すると、こんな感じです。
img020.jpg

※画像引用元
ARIA(1)/advfilms/2004/天野こずえ,KAY BERTRAND/p.144

※ご参考までに、現在確認されている1~3巻のamazonリンクを貼っておきます。(アソシエイトリンク)

注)2巻、3巻はamazonにサムネイル画像が登録されていないため、日本語原作版の画像を表示しています。(リンク先は英語版です。)

EREMENTAR GERAD(エレメンタルジェレイド)(1)

EREMENTAR GERAD 1


著者:東まゆみ
マッグガーデン,2002年


・ストーリー紹介
○エレメンタルジェレイドとは?
 月刊コミックブレイドに連載されているマンガです。
 空賊(くうぞく)の少年「クー」と、その空賊の強奪品の中に紛れ込んでいた、封印されていた謎の少女「レン」を中心とした物語。

 レンはエディルレイドと呼ばれる、人の形をした武器であり、自分の身体を変化させて人間と一つになることができます。(同契=リアクトと呼びます)

 さらに、そのエディルレイドを保護することを目的とした組織、アークエイルのメンバーも加わり、レンが向かうことを使命のように感じているエディルガーデンを目指します。

 2005年にはアニメ化もされ、登場人物など大筋ではコミックスと同じですが、ストーリーの内容や展開の順番が異なっています。
 コミックスとアニメ、両方を見比べてみるのも面白いかもしれません。

・概要
 この1巻ではクーとレンの出会い、アークエイルのメンバーとの対峙し、共に旅を始めるところまでが収録されています。
 そして最初の訪問地(?)であるエレ・ブランカ編の前半が収録されています。

・見どころ
 第1巻ということもあり、登場人物にスポットを当ててみたいと思います。
 まずはヒロインである、レンことレヴェリー=メザーランス嬢。

20050814201854.jpg

 長い髪と眠たげな眼差しがポイント。
 全編にわたり、だいたいこんな表情をしています。
 あと、意外に感じることに、豊かな胸も装備。

 ただし、たまにデフォルメされたコミカルな表情をすることもあり、概ねクーに辛らつな一言を発するときに、この表情をします。

20050814201924.jpg

 このコミカルな表情は、アニメではほとんど使用されなかったため、この表情の多用はコミック版の特徴の一つと言えるでしょう。

 お次は、エディルレイド完全保護協会・アークエイルの皆さん。
20050814201837.jpg

 左から、ローエン、シスカ、キーア。
 ちなみに、シスカはローエンの先輩。キーアはエディルレイドであり、ローエンと同契(リアクト)して戦う場面もあります。

 ここでのイチオシキャラは、やはりシスカでしょう。
 普段は上のような、にこやかな表情かシリアスな表情が多いのですが、ごく稀に凶悪な状態に陥ってしまうことも・・・。
20050814201846.jpg

 ちなみにこの場面では、悪人を追い詰めているわけではなく、通りすがりの村人を襲っています。
 こりゃただの悪人だ・・・。


 さて、登場人物だけを紹介するのも芸がありませんので、場面も1シーンだけ紹介したいと思います。
 場面はエレ・ブランカという村で、村の風車の前に砦を作り、村を我が物顔で支配している砦の主にレンが捕らえられてしまい、エディルレイドであることを確認するために服を破かれるシーン。
20050814201933.jpg

 許せんっ!!

 この先、もう少しばかり過激なシーンも展開するのですが、そちらはコミックスの方でお願いします。

 この巻の終わりでは、レンを救出に来たクー達の前で、レンが砦の主に対して、「自分をうまく使ってくれる人の方がいい」「私を・・・あなたのものにしてくれる?」という衝撃発言を発して、2巻に続きます。

注)画像引用元:EREMENTAR GERAD 1/p.56,p.35,p.43,p.110,p.150

School Rumble(スクールランブル)Vol.9

School Rumble Vol.9


著者:小林尽
講談社,2005年


・概要
 8巻からの引き続きで、文化祭の出し物として演劇か喫茶店かをかけてのサバイバルゲームの終盤~結末からスタートします。
 出し物決定後、文化祭の準備~スタートまでが本巻で描かれています。

 巻末にはマガジンスペシャルに掲載された作品3本が収録されています。
・沢近家の執事ナカムラの過去
・文化祭準備期間中、八雲&サラのクラスに紛れ込んだフランケン
・トンガリ帽子こと、嵯峨野恵とその祖母の漬物と恋の奮闘(?)記
#さらに巻末にオマケマンガが1ページだけ掲載されています。

・みどころ
 本巻のみどころとしてまず挙げられるのは、サブキャラ達の躍進ぶりではないでしょうか。
 サバゲから、文化祭準備に差し当たり、いままではどちらかと言うと背景的な役回りに留まっていたサブキャラ達が、前面に出てくる機会が増えてきました。
 それを実感として感じられるのがこの第9巻になると思います。

 また、「髪型変えてみました」な妹さん(八雲)は、若干無理やりっぽい髪型ではありつつも、なかなかカワイイと思います。
20050814201951.jpg

 ただし、本巻での最もお気に入りキャラはドラキュラ(多分)ですね。
 明らかにスクラン世界にはいないタイプのキャラデザですが、表情といい、テンパり具合といい、かなり良い味出してます。
20050814201942.jpg


注)画像引用元:School Rumble Vol.9/p.72,p.145

GUNSLINGER GIRL Vol.5(ガンスリンガーガール)

GUNSLINGER GIRL Vol.5


著者:相田裕
メディアワークス,2005年,初版


・概要
『「義体」と呼ばれる機械の身体を持つ少女たちの戦い・・・。互いの信念を貫くため、トリエラとピノッキオが再び相見える!!』(オビより引用)

 様々な理由と事情により改造された少女たちが銃を手に取り戦いに身を投じる・・・、ガンスリンガーガールの第5巻です。

 オビの宣伝文句にもあるとおり、トリエラとピノッキオの再戦がクライマックスに描かれています。
 ですが、むしろこの巻ではモンタルチーノの良い女ことフランカや、フランコ、そして、マルコーの元恋人・パトリティアなどの過去や現在に至る経緯などが中心に描かれています。
 フランカとパトリティアの関係などは、ちょっと意外に感じました。世間は狭いものです。

 パトリティアに近づく(自称)敏腕美形記者レオナルド・コンティ、フランカと作戦1課の遭遇、そしてトリエラとピノッキオの再戦がこの巻の軸になります。

・見どころ
 色々と見どころはあるのでしょうが、個人的に推したいのはこれ。
 トリエラのタンクトップ&スパッツです。
 正直に言って、この巻で一番心を動かされたのが、トリエラの柔軟体操(らしき)シーンです!(^^;

・まとめ
 2課の義体の少女たちが前面に登場していないという意味では、今までとはひと味違う仕上がりになっているように感じます。
 個人的には、戦闘シーンのエグさというか、痛々しさがちょっと苦手なのですが、スピード感は十分に感じられます。
 ストーリの奥行きを広げている巻でもありますので、今まで続けて読まれている方は、この巻も読まれることをオススメします。

プロフィール

HN:
kumatuen
性別:
非公開

ブログ内検索

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

忍者カウンター

P R

忍者ブログ

[PR]

TemplateDesign by KARMA