GUNSLINGER GIRL Vol.5
著者:相田裕
メディアワークス,2005年,初版
・概要『「義体」と呼ばれる機械の身体を持つ少女たちの戦い・・・。互いの信念を貫くため、トリエラとピノッキオが再び相見える!!』(オビより引用)
様々な理由と事情により改造された少女たちが銃を手に取り戦いに身を投じる・・・、ガンスリンガーガールの第5巻です。
オビの宣伝文句にもあるとおり、トリエラとピノッキオの再戦がクライマックスに描かれています。
ですが、むしろこの巻ではモンタルチーノの良い女ことフランカや、フランコ、そして、マルコーの元恋人・パトリティアなどの過去や現在に至る経緯などが中心に描かれています。
フランカとパトリティアの関係などは、ちょっと意外に感じました。世間は狭いものです。
パトリティアに近づく(自称)敏腕美形記者レオナルド・コンティ、フランカと作戦1課の遭遇、そしてトリエラとピノッキオの再戦がこの巻の軸になります。
・見どころ 色々と見どころはあるのでしょうが、個人的に推したいのはこれ。
トリエラのタンクトップ&スパッツです。
正直に言って、この巻で一番心を動かされたのが、トリエラの柔軟体操(らしき)シーンです!(^^;
・まとめ 2課の義体の少女たちが前面に登場していないという意味では、今までとはひと味違う仕上がりになっているように感じます。
個人的には、戦闘シーンのエグさというか、痛々しさがちょっと苦手なのですが、スピード感は十分に感じられます。
ストーリの奥行きを広げている巻でもありますので、今まで続けて読まれている方は、この巻も読まれることをオススメします。
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